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インターン体験記④フィリピンで実際に起こった、私的トラブルランキング!

こんにちは、ベッドアンドゴーでインターン生として働いております、ケイです。今回は不動産の話からは離れて、フィリピン生活で起こった嬉しいサプライズランキングと、アクシデントランキングについて書きたいと思います。フィリピンへの長期滞在記の数は他の国のその数に比べると少ないと思うので、これからフィリピン・マニラにご旅行、留学、駐在等される方の参考になればと思います。

さて、読者の皆さんは嬉しい話と悲しい話、どちらを先に聞くタイプですか?私は嫌なことを先に済ませたいし、一度喜んでから気持ちが下がると悲しいことをより悲しく感じるので、悲しい話を先に聞くタイプです。

そういうわけで、まずはフィリピン生活で起こった困ったアクシデントランキングを書いていこうと思います。




第3位

乗っていた船のエンジンが故障、大海原の真ん中で立往生


第3位にランクインしたのは、日本では考えられない、ちょっと面白いアクシデントです。このアクシデントは12月末、同じ大学通う仲間と共に休暇を利用してザンバレスというビーチリゾートに旅行に行った際に起こりました。ザンバレスは、マニラからバスで4~5時間の距離にあり、観光客も少なくゆったりできるリゾートでした。海と山の目の前にあるコテージで海の風を感じながら朝ご飯を食べて、まるで葉山のような環境を楽しんでいました。

1日目をのんびりと過ごし、2日目にはアイランドホッピングを行いました。アイランドホッピングとは、ボートでいくつかの島々を巡るフィリピン特有のリゾートアクティビティのことで、この日は3つの島を10時から3時まで回る予定でした。久しぶりの海水浴を楽しみに、まずは一つ目の島に向かいます。出向してから15分ほどで到着予定の島に近づきました。しかし、ここで船長から一言、「僕たちの船は小さいからこの島にはやっぱり上陸できないや!」と。始めに言っていたことが途中で出来なくなるのはフィリピンあるあるなのでこの時点では ( いやいやそれははじめから分かってたことでは…?) と思いつつもオッケーと答えます。私もフィリピン生活5か月目。この程度では驚きも気分が下がりもしなくなりました。気を取りなおし、次の島に方角を変更して船を走らせ続けて約25分。ブーンと音を立てていたエンジンがひときわ大きい音を立てていたと思ったら、プシューという音と共に船が動かなくなりました。ここがなにか有名なスポットなのかと考えましたが、船長が焦った様子で何回もエンジンを引っ張っている所を見て、これは非常事態なのだと気が付きます。そして、ついに船長が宣言しました。「このエンジン壊れちゃった!この船もう動かないや!」

フィリピンでは想定外のトラブルに多く見舞われてきましたが、大海原の真ん中でぷかぷかと浮くことになるとは想像できませんでした。

はじめこそ想定外のトラブルが好きな私たちは笑いをこらえられず大爆笑でしたが、そのまさかの状態はなんと30分以上続きました。船長がレシーバーすら持っておらず、携帯の電波もない状態で大海原に浮かぶこと30分……いよいよ心配になってきました。「あの岸まで泳いだら600メートルみたいよ…」「25メートルプール、24回分か…それは無理だな〜」そんな話をしていた時、やっと近くに大きな船が通りかかりました。そして、映画やマリオのゲーム以外で叫ぶなんて想像すらしていなかったこのセリフを船長、乗組員の全員で叫ぶことになったのです。

「『ヘルプ三ー!!!』」




無事に大きい船に私たちの声が届き、わたしたちの船は大きい船に引っ張られてやっと一つ目の島につくことが出来ました。そこでは海水浴を1時間ほど楽しみましたが、結局船のエンジンは直らず、ほかの船と一緒に元の島に帰る必要があるとのことで私たちのアイランドホッピングは午前中で終了しました。あれれ。。。最後に正規料金2000ペソ(約5400円)を払ってしまいましたが、さすがに割引を求めるべきだったと後から反省しました。後からああだこうだ言っても仕方がないので、船長のいい笑顔に免じて全てを水に流しましょう。

                                

    

↑いい笑顔ですね~


第2位

学校の授業が難しく、授業についていくのもテストも大変!


私の留学先はフィリピン大学ディリマン校というフィリピンの東大とも呼ばれるトップ校です。そのため、当たり前ではありますが生徒の質がとても高く、頭の回転が速いな~、と関心してしまう事もしばしば。しかし、問題はそこではありません。周りのレベルが高いのはもちろん、その国内トップレベルで優秀なフィリピン人たちでさえ泣きながら取り組むと言われるほど、大量のリーディング課題とグループプレゼン課題が出るのです。ましてや、英語に不慣れな日本人にとってはたまったものではありません。読者の皆さんにも課題がどれだけ多くて大変なのか実感して頂くべく、私が取った授業の例を挙げたいと思います。


例えば、週に二回あるビジネスのマーケティングの授業では、火曜日にword10枚にも及ぶレポートを提出し、木曜日には自分たちの最終プレゼンに向けた小発表を行う必要がありました。これがほぼ毎週続くため、課題から解放されたのは長期休みだけでした。

また、別のクラスでは毎週25~40ページほどの指定された論文を読んで、その本の要約を授業前に提出するという課題が出されていました。

どうでしょうか。この課題の多さ、伝わりますか…?昨日テストがやっと終わった所ですが、一つの授業があまりに自分には難しかったようで、単位を落としてしまったような気がします。日本の大学では前期にGPA3.9/4.0を獲得し成績優秀だったと自負していますが、今までどれだけ適当に勉強していたのか思い知らされる苦い経験となりました。

     ↑マーケティングのクラスでのファイナルプレゼンテーションの様子


ちなみに大学の周りにキリスト教の教会があり、そこではお祈りをしているUP生(フィリピン大学の生徒のこと)が多数います。代表の生徒が皆へ呼びかける際も、「皆さんは様々なことで悩みがあるでしょう。家族、友達、恋人、お金、学問、テスト、宿題、卒業の不安、、」など学業に関する言葉が非常に多かった事も印象的でした。そして、やっぱりあの量の課題をこなすのは母国語だとしても大変だよな~と実感する出来事となりました。


最後に私からのアドバイスとして、もしフィリピンのトップ大学への派遣留学や交換留学、正規留学を考えている際は、たくさん勉強するつもりで入るのが吉だと思います。もちろん大変ではありますが、同時に楽しい経験でもありました。



1位

携帯を盗まれる

携帯を盗まれました!この画像は、後日「iphoneを探す」機能を使って場所を特定した際の位置情報です。大体盗まれた場所からは6時間ほど離れた場所にあるので、もう売り飛ばされたのだろうと諦めがつきました。幸い日本を発つ際にクレジットカードや銀行と連携されているアプリを全て消していたので、携帯がなくなる以外の被害は出ませんでした。

それにしても、フィリピン生活を記録した大量の動画がもう二度と見返せないのはショックです。。。写真はクラウド上に保存してありましたが、動画は容量が重いためクラウドに映しておらず、盗まれたiphoneの端末上にのみ保存されている状態でした。。。フィリピンの空気感を忘れないために、いつかSNSにまとめて投稿しようかと考えて取り貯めた動画が大量にあったのでこれはかなりショックでした。

考えても仕方がないので今回はもう諦めますが、今後は動画もクラウド上に保存することを検討しています。。。


さて、どのように盗まれたかというと、バスに乗って寝ている間に、携帯が盗まれてしまったようです。テストと課題に終われ疲れており早朝の通勤に耐えられず、寝てしまったことが原因でした。特にiphoneを使用している人は携帯を盗まれたりしないよう、居眠りや置き忘れをしないように気を付けるのはもちろん、きちんバック等にしまうようにしましょう。私のフィリピン人の友人は、グリーンベルトという高級モール内で一瞬目を離した隙に、机に置いた携帯を盗まれたと話していました。


日本のように携帯やお財布をなくしても帰って来る国ではないので、フィリピン生活に慣れてきて、意外と危なくないことが分かった事で気が緩んでいたり、日々の生活が忙しくて眠ってしまいそうな時は全ての持ち物をしっかり確認したうえで抱きかかえるように持つべきだと思います。(もちろん眠らないのが一番ですが、長期間留学や仕事をしているとそうは行かない日もありますよね、、、)


私の場合は弊社先輩のマナさんが前に使っていた携帯を貸してくれているのでなんとか事なきをえました。フィリピンのiphoneは日本のものより高いので、もし留学や駐在で長期滞在をする方は念のために以前使っていた携帯と今使っている携帯の2台を持ってくると良いかも知れません。



以上が私的トラブルランキングでした!特に1位のアクシデントについては、うっかり症の方にはぜひ気を付けて頂きたいです。留学中に携帯がなくなった、壊れた等のトラブルは半年で4件聞きましたし、中にはクレジットカードをなくしてしまった人や、詐欺にあって2カ月の滞在費10万円をなくしてしまった人もいました。海外滞在中は疲労が重なるため、普段より自分の注意力が劣っていることを念頭に置き、被害にあわない、または被害が最小限に抑えられる対策を取りましょう!






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