こんにちは。Bed and goでインターンとして働いている、國府桂です。
今回はマニラで行われた、インターナショナルバザールというイベントに弊社Bed and Goが出店することとなったため、その要員としてバザールにやって来ました。
インターナショナルバザールとは、世界各国から様々な出展者が集まり、食べ物やアクセサリー、サービスをアピール・売買できるイベントです。
日本人を含めた多くの外国人が足を運ぶ上に、アッパー層向けのイベントだということで、未来のお客様獲得と会社の認知度向上を目指して展示ブースを出店します!
実際に会場に足を踏み入れてみると、まずはじめに食べ物のおいしそうなにおいが嗅覚を刺激します。そして、左右を見渡してみると思った以上に会場が広いことに気が付きました。会場にはアジア各国はもちろん、タンザニア、オーストラリア、フランス、ロシアなどアフリカや東西ヨーロッパからの出店もありました。
また、私たちのうしろのスペースは日本からヤクルトが出店しており、大盛況でした。実はヤクルトはフィリピン人に絶大な人気を誇っており、スーパーはもちろん、コンビニでも手に入れることができます。頭にガツンとくる甘さと、油物が多いフィリピン人の食生活による腸の不調に効果があることから人気だそうです。彼らはゲームに勝利したらヤクルトを一本もらえる企画を行っていました。周りの企業が人気だと人の通りが多くなるので助かります!
さて、私たちの今日の仕事はBed and Goのパンフレットを配布し、不動産に関する相談をしたいときに「そうだ、あの日本の会社に話を聞いてみようか?」と思っていただけるようになることです。早速ブースの前でパンフレットを配ります。しかし、ただ突っ立ってパンフレットを配っていてもお客さんは来ないし、パンフレットもたってくれません。それもそのはず。この会場に不動産を持っているお客さんは多くても、不動産を売るためにこのイベントに参加した人はいないのです。
↑私たちも途中でフランクフルトやフライドポテトを食べました!イベントには「現地の味」を求めて食べ物のために来場する方が多いようです。
ふと気になって周りを見渡してみると、人々が日本ブースの周りにあったタンザニアブースに群がって何かを一生懸命見ていることに気が付きました。気になって私ものぞいてみると、そこにはキラキラ輝くネックレスやブレスレットが並んでいました。値段を聞いてみると、どれも一万円以上はするジュエリーだそうです。店にたくさんの人が群がっていたので、周りにいる人々もぶつからないようにほかの場所に比べてゆっくり歩いていました。それを見て、(この場所ならパンフレットをもらってくれる人が多いのでは・・・?)とひらめき、その場で声掛けを始めることにしました。「日本の不動産会社です、物件をお持ちの方、お探しの方の力になります」そう声掛けしていると、興味を示してくれる人は続々と増えていきます。さらに、「フィリピンは女性が家計を握っている」という上司のアドバイスに基づいてご夫婦の奥様に話しかけると、あとで連絡すると言って頂けたり、連絡先の番号を確認されることが多くなりました。日本人も家計は女性が握るイメージがありますが、それはフィリピン人も同じなのですね(笑)この調子で午後までパンフレットを配り終えて、今日の任務は完了となりました。
↑この方はイスラエル人でした。私たちの話を聞いた後に、日本の大使と面会したことがあると自慢してくれました。
イベントの後は市場でDampa(ダンパ)と呼ばれる海鮮村で夕食をごちそうしていただきました。ダンパでは魚介市場で購入したばかりの食材をすぐ隣のレストランで調理してもらうことができます! 海鮮を食べたのも久しぶりだったので、いつもは食べるのが面倒で二の足を踏んでしまう蟹も一生懸命剥いて食べました。
どれも本当においしくいただきました。ごちそうさまでした!
ちなみにフィリピン人の社員二人は右の写真のムール貝のチーズ焼きが一番気に入ったと言っていました。もちろんおいしいのですが、日本にいても胃が弱い私にとってはチーズが多すぎて二枚程度食べれば十分!と思った品だったので、国民性の違いをここでも感じました。日本人としては、また今度行く機会があれば、蒸した海鮮や塩味のみのシンプルな味付けのものも食べてみたいです(笑)
お腹もいっぱいになり、「このイベントに出店したことが何かしらの形で将来の売り上げにつながっているとよいなあ」と思いながら眠りについて、わたしの一日は終了しました。
それでは今回はこのあたりで失礼します。スローペースな更新ですが、次回もご期待ください!
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