フィリピン首都圏の住宅価格は下落すると予想!
このほど、コリアーズ(国際的総合不動産コンサルティング大手コリアーズ・インターナショナル・フィリピンズ)から今後のフィリピン不動産市場に関する見通しが発表されました。
マニラ首都圏では、現在、ロックダウン(都市封鎖)がおこなわれ、5月15日まで継続される予定です。(2020年5月2日現在)
できるだけ早く経済活動が再開されるとよいのですが。。。
フィリピンのロックダウンは、非常に行動が制限されており、一部のオフィスビルは、自社のオフィスへの入室すらできない状況です。
ちなみに、弊社オフィスが入っているビルも閉鎖され入室ができない状況でのため、在宅勤務のみが可能な状態が続いています。
フィリピンのロックダウンの詳細については、在フィリピン日本国大使館のサイトを参照ください。
在フィリピン日本国大使館のサイト
やはり、新型コロナウィルスによる影響は大きく、マニラ首都圏の多くのエリアで、土地や賃貸価格が下落するという予想となっています。
マニラ首都圏の中心(Central Businees District)の地価は2020年第4四半期までに5~15%低下すると予想しており、例えば、マカティのCBDでは第4四半期までに1平方メートル当たり10%下落し77万3,000ペソに、タギグ市フォート・ボニファシオでも10%下落し74万5,000ペソになると見ています。ただし、マニラ湾地域やオルティガスセンターでは上昇するとも予想している。住宅に関しては、物件価格が15%、家賃は5.5%下落すると予想しています。
物件オーナー様にとっては、家賃収入の減少が予想されますが、投資家様にとっては、物件購入がしやすくなるタイミングかとみています。

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