こんにちは!いつも私のブログを読んでくださりありがとうございます。今回からBedandGo Inc.の部署紹介をしていこうと思います。BedandGoには1)Property Management、2)Admin、3)Leasing、4)Sales、5)Marketingの5部署があります。各々のメンバーに私がインタビューをし、各部署でどういった業務を行っているのかをまとめたいと思います。不動産業素人の私が、出来るだけ分かりやすい形で皆さんにお伝えできればと思います。第一弾として、今回はProperty Management(以下PM)についてご紹介いたします。日本語でいう資産管理部となるのでしょうか。どういった業務内容なのでしょうか!
PMメンバー
そもそもPMが必要なのはなぜでしょうか。PMは不動産の所有者(オーナー)と買い手(ないしは借り手)の架け橋になります。需要と供給の間に入って両者の助けを行うという役割です。PMがいることで得られるメリットは大きく3つあります。1つは物件の状態が把握しやすいことです。PMはいくつかのレポートを用いて、物件の状態を確認し、質を保っています。これに関しては以下で改めて述べます。2つ目は不動産管理の手間が省けるという点です。PMがオーナー様、契約者様の代わりに管理を担うので快適です。特にBedandGoの場合、日本人のクライアント様が多いのでフィリピンにいらっしゃる時間が限られています。弊社に任せていただければ、フィリピンでの手続きはこちらで行います。3つ目はAirbnb(エアビーアンドビー)の物件管理です。BedandGoはいくつかAirbnb物件も持っており、その管理を担っております。これは一般的なワークスペースやレジデンシャルの貸借と異なり、短期的な使用になります。短期的な使用のため、常に使用してくださるお客様がいないかどうかリサーチを行い、広告も行っております。
具体的に業務内容を見ていきましょう。上で紹介しましたレポートについて掘り下げていきます。大きく分けて5つあります。Unit Concern、Repair Report、Move-in Report、Move-out Report、Interior Reportです。これらは物件の状態を認識するうえで非常に重要な文書になります。
Unit Concernは居住者様から何かしら住居のトラブルを言われた時に状態を見に行ってまとめるレポートになります。よく起きるトラブルが水漏れで、トイレや排水溝の水漏れの報告を受けることが多いようです。写真を撮ってトラブルの状態を記録に残しておきます。
Repair Reportは修理後の状態を報告するものです。トラブルの報告を受けたら業者に修理の依頼を行います。完全に修理をしてもらった後に、状態を写真に収めレポートにまとめます。
続いてMove-in Reportです。これは物件契約を行う際に用意します。入居する前に部屋の全ての装備品の写真を撮り、記録に残します。また、清潔かどうか、機能が正常に動くか等をチェックします。もしそうでなければオーナー様に依頼して改善してもらいます。
Move-out Reportは居住者様の退居後に作る文章です。汚れや備品の機能不全を発見したら、備品の取り換え・修理を行います。入居時の敷金よりその代金は支払われます。全ての確認が終了した時点でMove-out Reportを制作します。
最後がInterior Reportです。備品の取り換えや退居後の部屋の掃除には一定の時間がかかります。新たにお部屋を売り出せる状態になるまで、大体1~2か月かかります。全てが終わり次第、Interior Reportを書きます。
清掃の様子
先にPMがいることのメリットの2点目として管理の手間が省けることを挙げました。これは物件のオーナー様にとっては、弊社が物件の品質を常に高い状態で維持しているので安心できるという点があり、一方で、契約者様にとっては日本にいらっしゃる方が多いため、フィリピンでの法整備や不動産売買のノウハウがわからないかと思いますが、フィリピン不動産のプロが責任を持って流れを請け負うので、面倒な手続きをする必要がありません。わざわざ何度もフィリピンを訪れて文書を書く必要はありません。その面倒さが、PMの働きによって取り除かれるのです。
大まかではありますが、以上がProperty Managementグループの業務内容です。細かく見れば非常に多くの仕事がありますが、簡単にいえば、各物件の品質管理を担い、全てのお客様の負担を少なくすることが、彼らの仕事と言えるのではないでしょうか。だからこそ、BedandGoには必要なメンバーであり、欠くことの出来ない部署であると言えるでしょう。
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