Magandang hapon!!!こんにちは、マルです。私は日本で大学生をしている傍ら、アルバイトとしてホテルのベルサービスをしております。ベルサービスのお仕事は、チェックインにいらっしゃったお客様をお迎えし、荷物を預かります。その後、荷物をお客様のお部屋までお運びします。ドアサービスの仕事も兼務しており、お車でいらっしゃったお客様をお迎えしたり、お客様を近くの駅や空港にお迎えにあがることもあります。私はアルバイトですので、まだお客様をお迎えにあがったことはないのですが、そういったお仕事もあります。私が働いているホテルは高級なところなので、ホテルカーを求めるお客様も多くいらっしゃいます。庶民の私からすれば、普通のタクシーや公共交通機関を使えばちょっとの値段で済むので、そちらを選びますが…(笑)。
本日は、お客様をニノイアキノ空港にお迎えに参ります。ホテルのアルバイトでもしたことないことを任せていただきました。ホテルの仕事で経験していれば、より自信を持ってお迎えに行けるでしょうが、初めてのことなので少し緊張しました(笑)。今回のお客様は日本からのお二人で、フィリピンの物件を弊社に任せていただいております。お客様はフィリピンによくいらっしゃっているようで、初めてフィリピンを訪れてから25年近く経つようです。コロナ禍の前は数か月に一度訪比していたようでして、フィリピンのことはなんでも知っていらっしゃいます。私はまだ1週間ほどしかフィリピンに滞在しておりませんので、お客様からフィリピンの様々な側面を伺えたらと思っております。
お客様の到着は17時半です。この時間のマニラは道路がよく混みます。仕事終わりの方がみな車を使って帰るからです。フィリピンに限らず、東南アジアでは交通渋滞が大きな都市問題になっていることを、大学でも学んできましたし、バンコクやハノイを旅した時にも感じてきました。特にマニラは車で通勤する方が多いように思えます。もちろん、ジプニーやMRT(鉄道)を使っている人もいますし、弊社のスタッフにも公共バスで通勤している人もいます。ただ、バンコクやハノイ、ホーチミンとの違いは自動車を持っている人の割合が多いように思えます。特にハノイはバイクが大量です。そのため東南アジアはバイクのイメージでしたが、フィリピンは少し違いました。タイやベトナムの方が国内総生産は低いのになぜでしょうか。
ニノイアキノ空港付近の道路は車でいっぱい
空港には、お迎えに来たフィリピン人が多くいらっしゃいました。ベトナムでは家族全員で空港にお迎えに行ったり、送りに行ったりする文化があります。夜中0時でも、ハノイ・ノイバイ空港の出発ロビーには人がたくさん溢れておりました。実際に飛行機に搭乗する人は、そのうちの何割なのでしょうか(笑)。一方でフィリピンはそこまでではないようですが、屋外にも多くの人がいました。
23時に溢れかえる人々 @ハノイ・ノイバイ空港
ニノイアキノ空港到着に関して一つ私が感じたことをお伝えします。それは、入国審査が早いということです。これは到着した時間にもよりますでしょうし、曜日によっても違いがあるかと思います。私がフィリピンに着いたのは土曜日の夕方17時でしたが、他の便が無かったのか特に並ばずに入国審査を通過しました。バンコク・スワンナプーム国際空港、ドンムアン空港、ホーチミン・タンソンニャット空港、台北・桃園空港の入国審査は40分以上並んでようやく通過できました。ニノイアキノ空港はターミナルが4つあり、国際線はターミナル2を除く3つのターミナルに発着するので、便が分散しているのかもしれません。そのため、すぐに入国できました。もしかしたらたまたま良い時間だったからかもしれませんが、日本からフィリピンへお越しの際は、17時に到着する飛行機を予約することをお勧めします。
今回のお客様も17時半到着で、18時にはお客様と合流できました。その後は車でMalateという場所に向かいました。お客様のホテルが位置しています。Malateは現地の人も危険というくらい、メトロ・マニラの中で最も危険な場所の一つです。夜に訪れたこともあり、Makatiの雰囲気とは異なった印象を受けました。
Malateの雰囲気
歩いていると小学生くらいの子供達が寄ってきます。お客様の話によると、集団で近寄ってきては携帯やお金のスリに巻き込まれることが多いようです。カジノ付きの高級ホテルもこのエリアに点在していますので、このブログを読んでくださった日本の方も訪れるかもしれません。現地の人らは高級ホテルの存在をもちろん知っています。そこに宿泊する外国人を狙う犯罪が発生しているようですので十二分にお気をつけください。
お食事をご一緒させていただきました
Comments