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フィリピン初のREITついに上場


7月17日に PSE ウェブサイトに掲載された AREIT の IPO・上場要領によると、AREIT は、IPO において普通株式(1株当たり額面 10 ペソ)約 4 億 5,688 万株(うち新株約 4,786 万株)を売却する。最大で約4,569 万株の追加オプションが付せられている。この追加オプションがフル行使された場合の売却株数は 5 億0,257 株となる。ただし、新株発行は約4,786万株に過ぎず、大半はアヤラランドが保有する AREIT の既存株式の売り出しである。

AREITのIPO最終価格は、7月22 日、1株当たり27ペソと決定された。IPO総額は135億 7,000万ペソとなるが、既存株式中心の売却であり、新規調達額は約 12 億 9,000 万ペソに過ぎない。IPO 期間は 7 月 27 日~8 月 3 日であった。上場後の浮動株式比率は 49%と推定される。 (引用:フィリピン経済・金融・投資情報より)



フィリピンでREITが上場できるように法整備されて10年、待ち望んだフィリピンのREITがついに誕生した。その高い期待とは裏腹に、初日の公開価格を一時上回る価格がついたものの、終値は24.90となり、公開価格より2.10ペソマイナスの-7.78%と暴落となった。

期待が大きかったが、新型コロナの影響を大きく受けた不動産市況の今後の厳しさをあらわすような波乱な幕開けとなった。


石橋正義




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