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マニラで賃貸する前に確認すべき7つの重要ポイント

  • bedandgoinc
  • 3 時間前
  • 読了時間: 6分

February 2,2026


マニラでコンドミニアムやアパートを借りることは、仕事のために移住する駐在員の方、CBD(中心業務地区)に近い場所へ引っ越す若手プロフェッショナル、または日常の利便性を重視するご家族にとって、非常に楽しみな一歩です。しかし、その期待感だけで慎重さを欠いてしまうのは危険です。十分な確認を行わずに賃貸契約を結んでしまうと、後々、誤解によるトラブルや法的な問題、予想外の出費につながる可能性があります。



賃貸物件を正式に決める前に、賃貸契約書を慎重に確認し、室内を十分にチェックし、入居者としての法的・金銭的な責任を正しく理解することが不可欠です。以下では、マニラで賃貸するすべての方が確認すべき7つの重要なポイントをご紹介します。これらを事前に把握しておくことで、安心で安全、そしてストレスのない賃貸生活を実現することができます。


1. 賃貸契約書を徹底的に確認する


賃貸契約書は、あなたの賃貸借関係を支える法的な土台となる重要な書類です。そのため、内容を丁寧に確認する必要があります。家賃金額、支払方法・支払スケジュール、敷金(保証金)、違約金や遅延損害金、修繕・メンテナンスの責任範囲、解約条件など、すべての条項を一つひとつ慎重に読み込みましょう。


また、貸主(オーナー)の正式な氏名、物件の正確な住所、契約期間、合意した月額賃料が明確に記載されているかを必ず確認してください。曖昧な表現が多い契約書や、口頭での「別の約束」、双方の署名がない手書き修正が含まれる契約は避けるのが安全です。不明点がある場合は、フィリピンの賃貸借に詳しい法律専門家に契約内容を確認してもらうことも、将来のトラブルを防ぐための賢明な投資になります。


2. 契約期間と更新条件を確認する


マニラの住宅賃貸契約は、一般的に6か月から1年の契約期間が設定されており、多くの場合、更新オプションが含まれています。更新が自動的に行われるのか、あるいは事前通知が必要なのかを必ず確認し、契約延長に関する条件もしっかり把握しておきましょう。


また、家賃の値上げ(エスカレーション)条項にも注意が必要です。年間で一定の割合(一般的には5%~10%)の値上げがあらかじめ定められているケースもあれば、市場状況に応じて再交渉する形を取るオーナーもいます。これらの条件を事前に理解しておくことで、将来の資金計画が立てやすくなり、更新時の思わぬ負担やトラブルを防ぐことができます。



3. すべての支払い項目と隠れた費用を明確にする


月額賃料は、マニラで賃貸する際にかかる総費用の一部に過ぎません。管理費(アソシエーション・デューズ)、水道光熱費、駐車場代、インターネット料金、入居時・退去時の各種手数料など、追加で発生する費用について事前に必ず確認しましょう。特にマカティ、BGC、オルティガスといった主要エリアでは、管理費が高額になるケースも多く、入居者が負担するのが一般的です。


あわせて、前払い家賃と敷金(保証金)の金額も確認してください。通常は「前払い1か月分+敷金2か月分」が一般的ですが、オーナーによってはそれ以上を求める場合もあります。後々のトラブルを防ぐためにも、すべての支払いについて必ず正式な領収書を受け取るようにしましょう。


4. 物件を入念にチェックする


内覧や現地確認を行わずに賃貸契約を結ぶことは避けましょう。家電製品、エアコン、給排水設備、照明、コンセントなどが正常に作動しているかを一つひとつ確認することが重要です。また、室内の清掃状態にも注意し、水漏れの跡、カビ、害虫の痕跡がないかもチェックしてください。特に築年数の古い建物では、こうした問題が起こりやすいため注意が必要です。


内覧時には写真や動画を撮影し、入居時点での室内状況を記録として残しておきましょう。すでに存在する傷や不具合があれば、書面に明記し、契約書の付属資料(別紙)として添付することが大切です。これにより、退去時に入居前からあった問題について責任を問われるリスクを防ぐことができます。



5. 解約条件と退去時の規定を確認する


生活環境や勤務状況は変わる可能性があるため、必要に応じてどのように契約を終了できるのかを事前に理解しておくことが重要です。早期解約を行う場合に必要な通知期間(一般的には30日〜60日)や、違約金・ペナルティの有無について必ず確認しましょう。


また、契約によっては「ロックイン期間」が設定されている場合があり、一定期間が経過する前に解約すると敷金(保証金)が没収されることがあります。これらの条件をあらかじめ把握しておくことで、将来的に転勤や引っ越しなどの事情が生じた際も、無用な金銭トラブルを避け、計画的に退去の準備を進めることができます。


6. マニラにおける入居者の権利を理解する


一部の賃貸物件は家賃統制法(レントコントロール法)の対象となっており、年間の家賃値上げに上限が設けられ、正当な理由のない立ち退きから入居者を保護しています。たとえご自身の物件がこの法律の家賃範囲に該当しない場合でも、入居者はフィリピン民法(Civil Code)によって基本的な権利が守られています。


これらの保護には、立ち退き前の適切な事前通知を受ける権利、公平な取り扱いを受ける権利、不当な請求から守られる権利などが含まれます。自分の権利を正しく理解しておくことで、オーナーとの交渉をより自信を持って行うことができ、賃貸期間中に問題が生じた場合も冷静かつ適切に対応することが可能になります。


7. 貸主および物件の正当性を確認する


最後に、取引相手がその物件の正当な所有者であるか、または正式に権限を与えられた代理人であるかを必ず確認しましょう。仲介業者や第三者を通じて契約を行う場合は、物件の権利書(タイトル)の写しや、正当な委任状・承認書の提示を求めることが重要です。


マニラでは、特に相場より極端に安い家賃をうたうオンライン掲載物件を中心に、賃貸詐欺が実際に発生しています。所有権を証明する書類を確認し、認可されたブローカーや信頼できる不動産会社を通じて取引を行うことで、リスクを大幅に軽減し、安心して契約を結ぶことができます。


まとめ


マニラで賃貸契約を結ぶことは、単に月額家賃に合意するだけではなく、生活の快適さや資金計画、そして安心感に大きく影響する法的・金銭的な契約を結ぶことを意味します。契約内容、物件の状態、入居者の権利といった7つの重要なポイントを丁寧に確認することで、不要なストレスや予期せぬ出費から自分自身を守ることができます。


マカティ、BGC、オルティガス、パサイなど、どのエリアで賃貸する場合でも、正しい知識を持っていることが、より良い条件での交渉や隠れた費用の回避につながります。契約書に署名する前に十分な時間をかけて確認することで、新しい住まいでの生活を安心してスタートさせることができるでしょう。


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