外国人はマニラで不動産を所有できる?マニラ首都圏でコンドミニアムを買うための外国人向けガイド
- bedandgoinc
- 5 日前
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April 30, 2025
メトロ・マニラは、文化・ビジネス・現代的な暮らしが集まるにぎやかな場所です。ここは、旅行だけでなく「住む」「投資する」ために外国人が多く訪れる人気のエリアになっています。マカティやボニファシオ・グローバル・シティの都会的な雰囲気から、マニラやケソン市の歴史ある街並みまで、たくさんの外国人がこのエリアの不動産にひかれています。

でも、ここで大事な質問です。外国人は本当にフィリピン、特にメトロ・マニラで不動産を買えるの?簡単に言うと:「はい、買えます!」 でも、いくつかのルールと工夫が必要です。
このブログでは、外国人がメトロ・マニラでコンドミニアムを合法的に購入・所有する方法、知っておくべき法律のポイント、そして安心して買うためのコツをわかりやすく紹介します。
1. 外国人がフィリピンで持てる不動産って?
フィリピンでは、外国人は土地を買うことができません。でも、コンドミニアム(マンションの一室)なら購入OK!ただし、建物全体の40%までという制限があります(フィリピンの法律「コンドミニアム法(RA 4726)」により決められています)。
買えるもの: コンドミニアム(建物全体の40%まで)
買えないもの: 一戸建ての家と土地、空き地、農地など
このルールは、フィリピン人の土地の権利を守るためのものですが、**高層マンション(タワー型の住宅)**の普及により、外国人も安心して不動産に投資できる方法が用意されています。
2. 外国人にコンドミニアムが人気な理由
コンドミニアムは、外国人が合法的に購入できるだけでなく、実際にとても便利で人気のある選択肢です。
便利な立地: マカティ、BGC、オルティガス、パサイなど、ビジネス街や空港、病院、ショッピングモールに近い場所にあります。
安心の設備: 24時間のセキュリティ、プール、ジム、ラウンジ、受付サービスなどが充実。
投資としても魅力: 人気エリアのコンドミニアムは外国人・地元の人の間でも需要が高く、賃貸収入を得るチャンスもあります。
住みやすさだけでなく、お金の使い方としても「かしこい選択」なんです!

3. 外国人がマニラでコンドミニアムを買う手順
ここでは、外国人がマニラでコンドミニアムを買うときの基本ステップを、わかりやすくまとめました。
ステップ①:信頼できる不動産会社と物件を選ぶ
有名な開発会社(デベロッパー)を選びましょう。たとえば、Ayala Land、SMDC、Megaworld、DMCIなどがおすすめです。
こういった会社の物件は、外国人の持ち分(40%)のルールをきちんと守っています。
ステップ②:外国人所有の割合を確認する
そのコンドミニアム全体のうち、外国人の持ち分が40%を超えていないかを確認しましょう。ブローカー(仲介業者)か開発会社に直接聞いて、問題ないことを確認してから進めます。
ステップ③:必要な書類を準備する
外国人が購入する場合、以下の書類が必要です:
有効なパスポート
ビザまたは外国人登録証(ACRカード)
収入証明(銀行の証明書、送金記録など)
ステップ④:予約金と頭金の支払い
部屋を決めたら、まずは予約金(約2万〜5万ペソ)を支払って、ユニットを確保します。その後、支払いプラン(例:10%-90%、20%-80%、一括現金など)に従って支払います。
ステップ⑤:登記と名義の移転
全額支払った後、あなたの名前で正式に所有者登録されます。すると、「コンドミニアム権利証(CCT)」という証明書が発行され、法的にあなたのものになります。
4. 外国人はコンドミニアムを貸し出せるの?
はい、貸すことができます!
マニラでは、外国人が自分の部屋を賃貸に出して収入を得るのは、よくある投資方法です。
選べる貸し出し方法:
長期賃貸:外国人駐在員や現地のビジネスパーソン向け
短期賃貸:Airbnbなどを使って旅行者に貸す(※管理組合のルールに注意)
法人向け賃貸:会社が社員用に部屋を借りることもあります
注意:家賃収入にはフィリピンの税金がかかります。税金については、弁護士や会計士など専門家に相談すると安心です。

5. スムーズに不動産を買うためのコツ
トラブルを防ぎ、安心してコンドミニアムを買うために、外国人バイヤーが知っておくべき実用的なポイントを紹介します。
外国人の取引に慣れている「ライセンスを持つ」不動産エージェントに相談する信頼できる仲介業者を選ぶことで、書類や手続きもスムーズになります。
有名で実績のあるデベロッパーの物件を選ぶ大手の会社の物件なら、法律や外国人ルールもしっかり守られていて安心。
不動産の法律に不安がある場合は「弁護士」に相談契約書や税金のことなど、専門家がいるととても心強いです。
購入後のコストも考える管理費、固定資産税、修繕費など、毎年かかるお金もあらかじめチェックしておきましょう。
長期滞在やリタイア目的なら「ビザのルール」も確認フィリピンのビザの条件は変わることがあるので、最新情報をチェック!
6. フィリピン人と結婚している外国人は土地を買える?
たとえフィリピン人と結婚していても、外国人本人は土地を直接買うことはできません。でも、次のような方法があります。
土地を「フィリピン人の配偶者の名前」で購入する土地の登記(権利証)には「夫婦」としてあなたの名前も書けますが、法的には配偶者だけが所有者になります。
コンドミニアムなら「共同所有」が可能40%ルールはありますが、配偶者がフィリピン人なら少しゆるやかに対応してもらえるケースもあります。
「長期リース契約(最大50年)」を利用する方法もある土地を買う代わりに長期間借りる契約をして、実質的に土地を使えるようにするという方法もあります。

外国人でもマニラでコンドミニアムを持つことはできる!ポイントを知っておこう
フィリピンでは外国人の不動産所有にルールがありますが、メトロ・マニラのコンドミニアム市場は、外国人にとってチャンスの多い分野です。
たとえば、
投資目的で賃貸収入を得たい
将来のリタイアに向けて準備したい
安全で便利な都会の住まいがほしい
そんな方には、マニラのコンドミニアム所有は現実的で価値のある選択です。もちろん、ルールをしっかり守ることが大切です。
専門家に相談しながら、法律を正しく理解し、信頼できる不動産会社と進めていけば、外国人でも安心してマニラで夢のマイホームを手に入れることができます!
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