外国人のためのマニラ賃貸ガイド:契約期間・デポジット・現地でのコツまで、ぜんぶわかる!
- bedandgoinc
- 4 時間前
- 読了時間: 7分
May 5, 2025

マニラに引っ越す予定ですか?仕事のための移住、不動産投資、新しい東南アジアでの体験など、理由はさまざまでも、まず大事なのは「住む場所」を見つけることです。マニラ首都圏の賃貸市場はどんどん進化していて、物件の種類もたくさん。でも、外国人にとっては、日本と違うルールや習慣があるので注意が必要です。
このガイドでは、契約のポイントから引っ越し時のアドバイスまで、安心してマニラで暮らし始めるために知っておきたい7つの大切なポイントをわかりやすく紹介します。
1. マニラの賃貸契約:本当にサインする内容を知ろう
マニラでは、賃貸契約の多くが「1年間(12か月)」です。とくにコンドミニアムや中〜高層マンションでは、これが一般的な契約期間です。3〜6か月などの短期契約もありますが、これはサービス付き住宅や、外国人・企業向けの物件に多く、家賃が割高になることもあります。
契約書にサインする前に、次のような大事な内容が書かれているか確認しましょう:
契約期間と終了日
月々の家賃と支払いのスケジュール
途中で解約したいときのルール(早期解約の条件)
修理やメンテナンス、光熱費などの負担はどちらか
来客、ルームシェア、または又貸しのルール
英語以外の言語で書かれている場合は、翻訳をお願いしたり、専門家に相談するのが安心です。小さなルールの見落としがあとでトラブルになることもあるので、最初にしっかり確認することが大切です。
2. デポジットと前家賃:「2+1」のルールとは?
マニラで部屋を借りるとき、多くの大家さんが「2+1」という支払いルールを使っています。これは次の3つを意味します:
保証金(デポジット)2か月分
前家賃(アドバンス)1か月分
保証金は、契約が終わって部屋をきれいな状態で返し、すべての支払いが済んでいれば、返金されます。前家賃は、最初の1か月の家賃として使われます。
トラブルを防ぐために、次のことをしっかり行いましょう:
支払いのたびに、正式なレシート(領収書)をもらうこと
入居前に、部屋の写真を日付付きで撮っておくこと
家具付きの場合は、家具や家電のリストを文書で確認・保管しておくこと
保証金は、退去後30〜60日以内に返されるのが一般的ですが、壊れたものや未払いの光熱費があれば差し引かれます。最初に記録をしっかり残しておけば、後で返金トラブルになりにくくなります。

3. 家具付き?家具なし?部屋の中身をちゃんとチェックしよう
マニラで外国人がよく選ぶのは**家具付き(フルファーニッシュ)**の部屋です。とくに短期〜中期の滞在なら、すぐに住めるのでとても便利です。家具付きのコンドミニアムには、たとえば次のようなものが含まれています:
ベッドやソファ
エアコン
ダイニングテーブルとイス
冷蔵庫、電子レンジ、コンロなどのキッチン家電
クローゼットや収納棚、時にはリネンや食器も
引っ越しの荷物が少ない場合や、急な移住でも家具付きならすぐに暮らせます。でも、長く住む予定で自分の家具を使いたい人は、家具なしや一部家具付き(セミファーニッシュ)の物件の方が自由でコスパが良いこともあります。
契約前に、「何が付いているかのリスト」を必ずもらってください。マニラでは「セミファーニッシュ」という言葉の意味がバラバラで、エアコンとキッチンの棚しかないこともあります。しっかり確認しましょう。
4. 外国人に人気のマニラのエリアってどこ?
マニラでの暮らしやすさは、「どのエリアに住むか」で大きく変わります。マニラ首都圏にはビジネス街や住宅エリアがたくさんあり、それぞれにメリットがあります。外国人に人気のエリアは次の通りです:
BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ) 近代的な街並み、きれいな高層マンション、インターナショナルスクールがそろっていて、歩きやすい都市計画が特徴。仕事にも子育てにも人気。
マカティ中心業務地区(CBD) フィリピンの金融の中心地。オフィス、モール、レストラン、ナイトライフも充実していて、高層マンションが多いエリア。
オルティガス・センター マカティとケソン市の間にあり、ITパークやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業で働く人に便利な立地。
パサイ&ベイエリア 大使館や空港が近く、政府関係の施設も多い。カジノや大型モール、海沿いの開発地域もあり、レジャー施設も豊富。
ケソン市 都会の中でも少し落ち着いた雰囲気。大学、病院、政府関係の施設も多く、家賃も他より手ごろな傾向。
住む場所を決める前に、「職場までの距離」や「通勤時間」をよく考えてください。マニラの交通はとても混むので、職場の近くに住むことが生活の質を上げるカギになります。
5. マニラ賃貸のローカル豆知識:ちょっとしたことで快適さが変わる!
マニラでの部屋探しはそこまで難しくありませんが、日本と違うルールや慣習があるので注意が必要です。スムーズに借りられるように、次のポイントを覚えておきましょう:
管理費(コンドミニアムデューズ)が家賃に含まれているかを確認 共用施設の清掃や警備の費用です。家賃に含まれる場合と別料金の物件があるので、事前にしっかりチェック!
電気代・水道代は月ごとに別払い 家賃に含まれていないのが普通です。自分の名義で契約するのか、オーナーの名義のままかも確認しましょう。
インターネットの環境は建物によってちがう 仕事で使うなら、光回線があるかどうかはとても大事。契約前に「使える回線」を聞いておくのが安心。
電気が一時的に止まることもある 特に夏などのピーク時。高級コンドミニアムは非常用の発電機があるので安心です。
ペットのルールは建物ごとにちがう ペットOKの物件もあれば、完全NGのところも。飼う予定があるなら必ず事前に確認!
たばこ禁止の建物もある 部屋の中や共用スペースでの喫煙が禁止されていることがあります。こちらも建物のルールを確認しましょう。
どれも小さなことのように思えるかもしれませんが、住んでからの快適さに大きく関わるポイントです。しっかりチェックして、安心してマニラ生活を始めましょう!

6.ライセンスのあるエージェントや外国人向けサイトを使おう
マニラでの部屋探しは、地元のことを知らないとちょっとややこしいこともあります。だから、多くの外国人は信頼できる不動産エージェントや、外国人向けの賃貸サイトを利用しています。
プロにお願いするメリットはこんなにたくさん:
安全で便利な場所にある、厳選された物件を紹介してもらえる
英語でのサポートがあるから安心
契約内容のチェックや交渉も手伝ってくれる
引っ越しや修理の連絡、オーナーとのやり取りもサポート
信頼できる賃貸サービスやライセンスを持つエージェントは、バーチャル内見(オンラインでの部屋見学)やわかりやすい契約書の提供、そして継続的なサポートなど、外国人向けのサービスを用意しています。マニラに慣れていない人でも安心です。
SNSや正体のわからないウェブサイトの物件には注意。ライセンスのある専門家にお願いすれば、きちんと書類がそろっていて、借主の権利も守られます。
7. 入居チェックリスト:引っ越し日に必ず確認しよう!
契約が終わっていよいよ入居日!でも、その前にしっかり部屋のチェックをすることが大事です。これを忘れると、あとでトラブルや返金トラブルになるかもしれません。
以下のチェックリストを参考にしましょう:
電気、コンセント、水道、家電がちゃんと使えるかチェック
エアコンと水回り(キッチン・バスルーム)をテスト
壁や床、家具の状態を写真で記録(傷や汚れの証拠になります)
家具付きの場合は、付属アイテムのリストを確認
鍵、入館カード、リモコンなどが全部そろっているか確認
オーナー、建物の管理スタッフ、修理担当の連絡先をメモ
来客、配達、修理などに関する建物のルールを確認
また、いくつかのコンドミニアムでは、新しい入居者が管理事務所に登録する必要があります。引っ越し申請書、エレベーター予約、住民IDの取得などがあることもあるので、エージェントやオーナーに事前に確認しておくとスムーズです。

マニラでの部屋探しは、思っているよりずっとカンタン!
マニラでコンドミニアムを借りるのは、ルールや契約内容をちゃんと知っていればスムーズに進みます。信頼できる不動産のプロにサポートしてもらえば、よくあるトラブルも避けられて、安心して新生活をスタートできます。
数か月の滞在でも、新しい人生を始める場合でも、マニラ首都圏にはいろいろなライフスタイルや予算に合った物件がたくさんあります。準備と信頼できるサポートがあれば、マニラでの賃貸生活をしっかり楽しめます!
SOURCE:
https://blackhouse.ph/insights/5-important-things-to-look-out-for-when-renting-a-property-in-manila/

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