top of page
よくある質問: Blog2

強力な第3四半期(128億ペソ)を受けて、SMプライムは通期目標を上回る軌道に乗っているのか?

  • bedandgoinc
  • 13 分前
  • 読了時間: 4分

November 15,2025


SMプライム・ホールディングス(SM Prime Holdings Inc.)は、フィリピン最大級で最も影響力のある不動産開発企業の一つとして、2025年の第3四半期に力強い業績を示しました。純利益は前年同期比8%増の128億ペソとなり、好調なモール事業の拡大と、ホテル・コンベンションセンター(MICE)セクターの回復がその成長を牽引しました。これら二つの事業は同社の中でも特に堅調なセグメントとして位置づけられています。


ree

経済活動の減速が見られるものの、SMプライムは年内の業績見通しについて引き続き自信を示しており、通期の純利益目標を上回る可能性があるのかという疑問が浮上しています。


モール事業は引き続き成長の柱


ジェフリー・C・リム社長は、同社の業績を支える中心的存在としてモール事業が依然として強固な基盤であることを改めて強調しました。特に次の取り組みが大きな効果を上げていると述べています。


  • 地域モールの積極的な拡大

  • 主要旗艦モールの改装・近代化

  • 体験型リテールや多様な飲食コンセプトの導入による来館者増加


これらの戦略により、消費者の来店意欲が継続的に高まっています。


2025年1〜9月期の結果


(続きの翻訳が必要な場合は、このまま続けて訳しますのでお知らせください!)


ree

  • モール事業の売上高は7%増の610億ペソ

  • モール事業は連結売上高の59%を占める主要セグメント

  • 新たな賃貸スペースの供給とテナント入居率の上昇が、安定した成長に寄与した


また、同社の海外事業も引き続き好調です。SMスーパーモールズのスティーブン・T・タン社長によると、SMシティ厦門(Xiamen)の第4期再開発は2026年初頭に完成予定であり、SMシティ厦門海滄(Haicang)はすでに90%の入居率に達しているとのことです。


ree

1〜9月期の業績はさらに堅調に推移


2025年1月から9月までの期間、SMプライムは以下の結果を記録しました。

  • 純利益:372億ペソ(前年同期比10%増)

  • 総売上高:1,034億ペソ(前年比4%増)


これらの数値から、経済見通しが慎重であるにもかかわらず、SMプライムは第4四半期に向けて有利なポジションにあると評価できます。


住宅セグメントは減速するも安定基調へ


主力の住宅事業(コア住宅・レジャー開発を含む)は、326億ペソの売上となり、前年から2%減少しました。減収の主な理由は、ミドルマーケット向け開発における売上計上のペースが鈍化したことによるものです。


ジョン・ナイ・ペン・オン最高財務責任者(CFO)によれば、同社は26,000戸の住宅ユニットを保有しており、高層と中層がほぼ半々の構成となっています。現在、売上回復を目的とした各種施策が進行しており、今後の改善が期待されています。


ホテル・コンベンションセンターが最大の成長セグメントに


ホテルおよびコンベンションセンター部門は、MICE(会議・インセンティブ・カンファレンス・展示会)需要の回復を背景に、売上が9%増の60億ペソまで伸び、同社の中で最も大きな成長率を記録しました。このセグメントは、現在 総売上の約6% を占めています。

一方、オフィスおよび倉庫部門の売上は40億ペソで横ばいとなりました。これは、倉庫の改修工事に伴うテナントの一時移転の影響を反映しています。


積極的な拡大投資でCapexが増加


SMプライムは2025年1〜9月期に、投資額(Capex)593億ペソを計上し、前年から11%増加しました。投資の大部分は モール拡張と住宅開発 に充てられ、残りは エステート事業、ホテル、コンベンションセンター などの開発に投入されています。


ree

2025年9月時点での財務状況は良好


SMプライムの財務基盤は引き続き健全で、2025年9月時点での主な指標は以下の通りです。


  • 総資産:1兆800億ペソ

  • ネットD/E比率:46:54

  • 現金および現金同等物:332億ペソ

  • 利息カバレッジ比率:7.1倍→ 流動性の高さとバランスの取れたレバレッジを示す指標


通期目標達成の可能性は?


SMプライムは以前から、通期純利益450億ペソの達成、もしくは上回る可能性を見込んでいました。第3四半期の力強い結果と、1〜9月期の累計業績を踏まえると、目標達成に向けて順調に進んでいるといえます。


リム社長は、フィリピン経済の成長鈍化に対して慎重な姿勢を示しつつも、今後の消費活動や市場環境の改善が後押しとなり、2025年の年末に向けてより良い結果が期待できると述べています。


投資家心理は依然として慎重


好調な決算内容にもかかわらず、SMプライムの株価は1.45%下落し20.40ペソで取引終了しました。国内外の経済情勢が不透明な中、市場参加者の心理は依然として慎重なままとなっています。


それでも、モール事業の回復、MICE需要の力強い反発、積極的な拡大戦略を踏まえると、SMプライムは2025年に向けて堅実に前進しており、現在の勢いが続けば通期純利益目標を上回る可能性も十分にあるといえるでしょう。


出典:

ree

コメント

コメントが読み込まれませんでした。
技術的な問題があったようです。お手数ですが、再度接続するか、ページを再読み込みしてださい。
bottom of page