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マニラ不動産投資:良い物件でも売れにくい5つの理由

良い物件だからといって、必ずしも簡単に売れるとは限りません。有名なデベロッパーのコンドミニアム、管理状態の良い住宅、アクセスやアメニティに優れた投資物件であっても、なかなか本気の買い手が現れないことがあります。 これは現在のマニラ不動産投資市場で、売主が直面している現実のひとつです。

メトロマニラの住宅市場には回復の兆しがありますが、買い手は依然として慎重です。買い手には多くの選択肢があり、価格、支払い条件、物件状態、立地、将来性などを以前より細かく比較しています。 つまり、売主にとって重要なのは、

「良い物件であること」だけではなく、「なぜこの物件を選ぶべきなのかを明確に伝えること」です。

ここでは、良い物件でも売れにくくなる5つの理由を紹介します。

1. 物件は良くても、価格が市場に合っていない

売れにくい最大の理由のひとつが、価格です。

売主は物件価値を考える際に、

  • 購入時の価格

  • リフォーム費用

  • 家具・家電

  • 所有期間

  • デベロッパー価格の上昇

  • 将来の値上がり期待

などを考慮することが多いです。しかし、買い手は違う視点で見ています。買い手が考えるのは、「今日、この予算で他にどんな物件が買えるか?」です。

比較対象には、

  • 同じ建物の中古物件

  • 周辺の中古物件

  • デベロッパー保有のRFO

  • 新築完成済み物件

  • 駐車場付き物件

  • 家具付き物件

  • 割引中の物件

  • 支払い条件が柔軟な物件

などがあります。売主チェックポイント「いくらで売りたいか」だけではなく、

「この価格で、なぜ買い手が自分の物件を選ぶのか?」

を考える必要があります。


マニラ物件の売主希望価格と買い手の市場価値

2. 買い手は販売価格だけでなく、総購入コストを見る

買い手にとって、販売価格は購入費用の一部にすぎません。

実際には、

  • 頭金

  • 銀行ローン

  • 月々の返済

  • 税金

  • 管理費

  • 名義変更費用

  • 駐車場

  • リフォーム

  • 家具・家電

  • 修繕費

なども考慮します。例えば、販売価格が安くても、リフォームや駐車場に大きな追加費用がかかる場合、買い手にとっては別の物件の方が魅力的に見えることがあります。

Property A

  • 販売価格:₱8.5M

  • 駐車場は別料金

  • リフォームが必要

  • 標準的な銀行ローン

Property B

  • 販売価格:₱8.8M

  • 駐車場込み

  • すぐに入居可能

  • 売主が多少交渉可能

表面上はProperty Aの方が安く見えます。しかし、総費用で考えるとProperty Bの方が有利になることもあります。売主チェックポイント「買い手がこの物件を実際に使える状態にするまで、総額でいくらかかるのか?」を意識しましょう。


マニラ不動産の総購入コスト

3. 似た物件が多すぎて、良い物件でも普通に見える

現在のメトロマニラでは、似たような物件が多く販売されています。

買い手が同じエリアで、

  • 同じ広さ

  • 同じ間取り

  • 同じ価格帯

  • 同じアメニティ

  • 同じような立地

の物件を何件も見ることは珍しくありません。そのため、良い物件でも差が分からなければ、買い手にとっては「候補のひとつ」にすぎなくなります。

差別化できるポイント

例えば、

  • 高層階

  • 開けた眺望

  • 角部屋

  • 駐車場付き

  • バルコニー

  • 広い間取り

  • 質の高いリフォーム

  • 家具付き

  • 入居中テナント

  • 良好な賃貸実績

  • 競争力のある価格

などです。売主チェックポイント 次の質問をしてみましょう。「周辺の10件の物件と比べて、自分の物件だけが持っている強みは何か?」明確な答えがない場合、物件の見せ方や価格を見直す必要があります。


メトロマニラの物件売却競争

4. 物件は良くても、オンラインで魅力が伝わっていない

現在、多くの買い手はオンラインで物件を探します。

そのため、実際の物件を内覧する前に、掲載情報だけで候補から外されることがあります。

弱い掲載には、

  • 暗い写真

  • 写真の画質が低い

  • 同じような写真ばかり

  • 価格が書かれていない

  • 床面積が不明

  • 間取りが分からない

  • 駐車場情報がない

  • 物件の強みが分からない

などの問題があります。

一方、強い掲載は、

  • 明るく整理された写真

  • 正確な価格

  • 完全な物件情報

  • 分かりやすいレイアウト

  • 周辺環境の説明

  • 明確なメリット

を示しています。

おすすめの写真順

建物 → ロビー → リビング → キッチン → 寝室 → バスルーム → 眺望 → アメニティ

この流れにすると、買い手が物件をイメージしやすくなります。

売主チェックポイント

「買い手は掲載ページを見て10秒以内に、この物件の価値を理解できるか?」

を確認しましょう。


マニラ物件のオンライン掲載と買い手の印象

5. 買い手が取引に不確実性を感じている

物件を気に入っていても、買い手が購入をやめることがあります。

原因は、取引への不安です。

例えば、

  • 所有権書類が不明確

  • 未払い管理費がある

  • 税金の確認が必要

  • 既存ローンがある

  • テナント契約が残っている

  • 駐車場の権利関係が不明

  • 名義変更に時間がかかる

  • 必要書類が不足している

などです。

買い手に多くの選択肢がある市場では、

「手続きが簡単な物件」も大きな競争力になります。

売主チェックポイント

販売前に、可能な範囲で以下を整理しておきましょう。

  • Condominium Certificate of Title

  • Transfer Certificate of Title

  • Tax Declaration

  • Real Property Tax records

  • Association dues records

  • Lease Agreement

  • 駐車場関連書類

  • 有効な身分証明書

  • 必要な委任書類

具体的な必要書類は取引によって異なるため、資格を持つ不動産・法律専門家に確認することが重要です。


マニラ物件売却のデューデリジェンスと買い手の不安

マニラ不動産投資:なぜ「良い物件」だけでは売れないのか

現在のマニラ不動産投資市場では、物件の質と売りやすさは別のものです。

物件が

  • 良い立地

  • 良い建物

  • 良い状態

であっても、買い手から見て、価格が高い + 選択肢が多い + 総費用が高い + 掲載が弱い + 手続きが複雑 であれば、売れにくくなります。

そのため、「良い物件だからいつか売れる」と考えるよりも、

同じ買い手が比較している他の物件より、自分の物件は魅力的に見えるか?」を考えることが重要です。価格、掲載方法、差別化、書類準備を改善することで、買い手が判断しやすい物件になります。

メトロマニラで物件売却をお考えですか?

BedandGo Inc.が物件の市場ポジションをサポートします

BedandGo Inc.では、メトロマニラで住宅・投資物件の売却を検討しているオーナーをサポートしています。

販売前には、

  • 希望販売価格

  • 類似物件

  • 物件状態

  • 立地

  • 家具

  • 駐車場

  • 階数・眺望

  • 建物の状態

  • ターゲット買主

  • 賃貸可能性

  • 競合RFO物件

などを確認することが重要です。Makati、BGC、Manila、Pasay、Pasig、Quezon City、Parañaque、Alabangなど、メトロマニラ各地の物件についてご相談いただけます。

物件売却をご検討ですか?

所在地、販売価格、床面積、物件タイプ、現在の状態を**BedandGo Inc.**までお知らせください。

REB License No. 0005171


よくある質問

良い物件なのにマニラで売れにくいのはなぜですか?

販売価格、競合物件、総購入費用、掲載の見せ方、書類や取引条件などが買い手の判断に影響するためです。

売れない場合はすぐに価格を下げるべきですか?

必ずしもそうではありません。まず、類似物件との価格差、掲載写真、物件状態、支払い条件、書類の準備状況を確認することをおすすめします。

物件を売りやすくするには何が重要ですか?

適正価格、分かりやすい物件情報、良い写真、明確な強み、整理された書類、内覧しやすい環境などが重要です。

RFO物件は中古物件の売却に影響しますか?

はい。デベロッパーが割引や長期支払いプランを提供している場合、中古物件は価格だけでなく支払い条件とも競争することになります。

プロのマーケティングは必要ですか?

特に競合物件が多い市場では有効です。買い手がオンライン上で物件の価値を理解しやすくなるため、内覧や問い合わせにつながりやすくなります。

Sources

Colliers Philippines — Q2 2026 Residential Property Market Report

Reports elevated vacancy, substantial unsold inventory, weaker launches, and stronger demand for affordable housing. Colliers Q2 2026 Residential Report

Colliers Philippines — Q1 2026 Residential Property Market Report

Reports improving inventory absorption but continued oversupply and market fragility. Colliers Q1 2026 Residential Report

JLL — Manila Residential Market Dynamics Q2 2026

Reports positive absorption, slightly improved vacancy, modest rental growth, and declining capital values. JLL Manila Residential Q2 2026

Colliers — Asia Pacific Cap Rates Report Q2 2026

Highlights increasingly selective investor behavior and continued preference for high-quality assets amid uncertainty. Colliers Asia Pacific Cap Rates Q2 2026


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